研究者データベース - 佐藤　信吾 | 大妻女子大学

（最終更新日 : 2025-05-14 09:41:21）

サトウ　シンゴ SATO Shingo
佐藤　信吾

所属大妻女子大学社会情報学部社会情報学科社会生活情報学専攻

職種専任講師

学歴
2019/04～2023/03	慶應義塾大学社会学研究科社会学専攻博士 (社会学)
2019/04～2023/03	慶應義塾大学社会学研究科社会学専攻博士単位取得満期退学
2016/04～2019/03	慶應義塾大学社会学研究科社会学専攻修士修了修士 (社会学)
2012/04/01～2016/03/31	慶應義塾大学文学部倫理学専攻卒業学士 (哲学、倫理学)

職歴
2022/04/01 ～ 2023/03/31	江戸川大学メディアコミュニケーション学部大学等非常勤研究員
2022/04/01 ～ 2023/03/31	日本大学法学部新聞学科大学等非常勤研究員
2022/04/01 ～ 2023/03/31	共立女子大学全学共通大学等非常勤研究員
2021/09/01 ～ 2023/03/31	立正大学法学部大学等非常勤研究員
2021/01/01 ～	株式会社ZENKIGEN 非常勤リサーチャー ZENKIGEN Lab 研究開発・技術者
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資格・免許
2019/06/11	専門社会調査士（8条規定）

メールアドレス

researchmap研究者コード
B000358415

外部研究者ID
Researcher ID

論文・MISC
2022/03/20	研究論文（大学，研究機関等紀要）メディア記憶論の現代的展開
2022/01/31	研究論文（学術雑誌）戦争の記憶の構築過程におけるジャーナリズムとコメモレイションの相互作用の分析
2021/12	研究論文（学術雑誌）対話的構築主義によるジャーナリズムの戦争証言インタビューの再検討
2021/03	研究論文（大学，研究機関等紀要）ジャーナリズム実践の想起に関する一考察
2021	研究論文（大学，研究機関等紀要）戦跡における集合的記憶の構築過程に関するジャーナリズム論的考察
全件表示（12件）

著書・報告書等
2024/04/30	学術書ソーシャルメディア時代の「大衆社会」論「ミネルヴァ書房」

学会発表
2020/11/01	ジャーナリズム・インタビューに関する批判的考察（口頭発表，一般）
2019/10/05	「記憶の場」に関するジャーナリズム論的分析の可能性と必要性（口頭発表，一般）
2019/08/24	記憶のデジタル・アーカイブ化に関する批判的考察（口頭発表，一般）
2018/06/23	ローカルな歴史とナショナルな歴史（口頭発表，一般）
2018/03/04	マス・メディアにおける特攻表象の拡散（口頭発表，一般）
全件表示（12件）

研究課題・受託研究・科研費
2025/04/01 ～	ソーシャルメディアと構成的外部の相互性に関する一考察競争的資金等の外部資金による研究
2019/04/01 ～ 2022/09/30	特攻言説の歴史的構築に関するメディア論的分析個人研究

現在の専門分野
ジャーナリズム論, マス・コミュニケーション理論, 集合的記憶キーワード(メディア実践論、マス・コミュニケーション論、アジア・太平洋戦争、ジャーナリズム論、社会学)

担当経験のある科目
コミュニケーション論（慶應義塾大学（通信教育課程））
ゼミナール（大妻女子大学）
マス・コミュニケーション論（日本大学）
メディア学基礎（大妻女子大学）
メディア・マスコミ論（立正大学）
全件表示（9件）

所属学会
2023/03 ～	The International Association for Media and History
2021/05 ～	International Association for Media and Communication Research
2018/09 ～	三田社会学会
2018/06 ～	関東社会学会
2018/04 ～	日本メディア学会
全件表示（6件）

講師・講演
2022/01/22	私×研究×人生 (オンライン)
2021/07/08	身近なところにあるメディア (オンライン)

社会における活動
2022/04/01 ～ 2023/03/31	現代メディアコミュニケーションにおける集合行動に関する調査研究
2021/07/28 ～ 2021/08/25	「おそい」古典読書体験サービス "The Five Books" 講師
2021/02/13 ～ 2021/03/13	「おそい」古典読書体験サービス "The Five Books" 講師

受賞学術賞
2023/03	東京理科大学総合研究院スマートヘルスケアシステム研究部門奨励賞 (創造性課題の遂行プロセスにおける対話の分析)
2023/03	公益財団法人電気通信普及財団奨励賞第38回電気通信普及財団賞（テレコム人文学・社会科学学生賞） (対話的構築主義によるジャーナリズムの戦争証言インタビューの再検討)
2021/12	慶應義塾大学＆南オーストラリア大学優秀論文賞慶應義塾大学大学院社会学研究科 (対話的構築主義によるジャーナリズムの戦争証⾔インタビューの再検討：NHK戦争証⾔アーカイブスを事例として)
2017/11	IEEE Towers IEEE TOWERS Event Best Awards (「聖地による「戦争の記憶」の正当化-知覧特攻平和会館を対象に-」)
2017/11	経済同友会・中央公論新社最優秀賞大学生・大学院生論文コンクール (国民投票法における「最低投票率」導入報道の分析：「最低投票率」再考と「絶対得票率」)

プロフィール
集合的記憶の構築過程をメディア論やジャーナリズム論の観点から研究しています。現在は主に以下の三つの観点に関心を持っています。 ①　メディア経験・実践論を通じたメディア記憶の構築過程の社会学的な分析ロジャー・シルバーストーンやニック・クドリーらの議論を参照しながら、メディア経験・実践論を通じて現代のメディア社会における集合的記憶の構築過程を理論的に分析しています。とりわけ人々の生活世界における経験がどのようにメディアに規定されるか、また人々の実践がどのようにメディアに適合していくかを論じることで、メディア記憶論（集合的記憶のメディア論的分析）を深化させていきます。 ②　集合的記憶論のジャーナリズム論による発展集合的記憶論とジャーナリズム論を架橋しながら、記憶の社会的な構築過程におけるジャーナリズムの機能を分析していきます。バービー・ゼリザーやマイケル・シュドソンらの研究動向を把握するとともに、モーリス・アルヴァックス以後の集合的記憶論をジャーナリズム論の視点から展開することを目指しています。とりわけピエール・ノラの「記憶の場」やアライダ・アスマンの文化的記憶に着目しています。 ③　アジア・太平洋戦争の記憶の構築過程に関する実証的な分析「記憶の場」である戦跡とジャーナリズム、ジャーナリストと戦争体験者、ジャーナリズムとコメモレイション（慰霊・顕彰イベント）の相互作用によって、日本社会におけるアジア・太平洋戦争の記憶が構築されている現状を質的に分析しています。具体的には知覧特攻平和会館と全国紙および地方紙の相互作用による特攻の記憶の構築過程、NHK戦争証言アーカイブスを用いたNHKの記者と戦争体験者の相互作用による戦争証言の番組化、平成の天皇の「慰霊の旅」におけるジャーナリズムの役割とマニラ市街戦の集合的想起といった問題を扱っています。

researchmapその他
2021/02 ～ 2021/03	The Five Books "古典の読書をより身近に、より豊かに" ウォルター・リップマン『世論』を題材に、参加者と対話を行う有料オンライン古典読書会における講師業務。 https://www.the-five-books.com/lecture/8
2018/09 ～ 2018/09	Hibakusha Lives and Collective Memory Communities in the 21st Century アシスタント科研費：基盤研究Ｃ研究代表者：M・G Sheftall（静岡大学情報学部教授）